今年もオンライン・オンサイトのハイブリッドで開催されたスクラムのイベント、Regional Scrum Gathering℠ Tokyo 2023 にオンサイト(現地)で参加しました。
2022年は参加してなかったので、2年ぶり3回目の参加となります。
イベント自体について
前回(2021)参加のときと同じく、ハイブリッド開催で、今回はオンサイト参加ということで、以前とは違った雰囲気を味わうことが出来ました。
セッションでは Discord での議論も学びになりつつ、とはいえ、現地で隣の人との会話で咀嚼しつつ、みたいなことが出来るのは、新しい形のイベントのいいところ、と感じました。
印象に残ったセッション
スプリントレビュー Deep Dive
Regional Scrum Gathering Tokyo 2023 - スプリントレビュー Deep Dive | ConfEngine - Conference Platform
スプリントレビューの深掘りのセッション。
当たり前、の話なのかもしれませんが、ステークホルダーも人によって見てもらいたいところが違うので、レビューに参加してもらう頻度や時期、必要性を変える。という話は、これまであまり意識してなかった所だったので学びになりました。
その前提として、スプリントゴールを適切に設定していれば、誰を呼べばいいかわかりやすくなるし、それが招待のタイトルにもなるというのは、わかりやすい、と感じました。
ここ最近はレビューで気になることが多かったので、他の部分も含めて、参考になるセッションでした。
「笑顔の合意」のテクニック - 噛み合わない会話と対立を克服するための、エモさを排した実践的なスキルと技法 -
「空中戦」の解決を図るスキルを解説するセッション。
個人的には、会話がかみ合わない、というのが、昨年もしばしば起きてたので、解決策が得られればという思いで拝聴していました。
タイトルの通り、エモさ無しの具体的なテクニックと実践例で学びになりました。
テクニックであげられてたマインドフルネスも、以前チラッと見た時にはちょっと神秘的なものなのかな、と思ってたのですが、そうではなかったので、ちゃんとやってみようと思います。
Open Space Technology
実は今回の個人ミッションの一つとして、OST でお題を出す、というのがありまして、初日からちょっと気になっていた、「アウトカムはどうやって計測するの?」というお題を出しました。
丁度、同じ計測ネタ出されていたビズリーチのないとうさんからお声がけ頂いて、一緒の枠でやらせていただきました。
お伺いしている中で、皆さん計測はこれから、というところでしたが、それでもやっぱりユーザーヒアリングが中心、というところで
- CSへの問い合わせ内容や数
- アンケート
⇒回答率などからもフィードバックは得られる - 自分たちがユーザーとなって使ってみる
といった手法が出てきて、とても参考になりました。
あとは、ビジネスと開発が分断されていてユーザーの声が拾いにくい、という話も印象に残りました。 今のチームでは、あまり分断はなく、問題になっていませんが、チームが大きくなっていく中で少し兆候もあるので注意していくポイントと感じています。
終わりに変えて今回の FunDoneLearn
- (Fun)FunDoneLearnの歌が忘れられない
- (FunDone)OST でお題をだせた
- (Fun)現地でディスカッションするのが楽しかった
- (Learn)前後に予定を入れない
⇒気分が高まるので、その状態で全然関係ない打ち合わせはちょっとしんどい
⇒二次会とかでクールダウン(?)するのがよさそう - (Learn)Discord の議論とともにセッションを聞くと学びが深まる
⇒なので、見れる環境は大事